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対人賠償保険とは〜任意保険で必ず加入する項目

対人賠償保険とは、自動車の任意保険の中の1項目であり、交通事故で相手に身体的損害(ケガや後遺症や死亡など)を負わせてしまった時に支払われる保険です。

車所有者が強制的に加入させられる自賠責保険も、人身事故の際に支払われる保険です。自賠責保険に加入しているのだから、新たに同じような保険に加入する意味はあるのかと思われるかもしれませんが、実は対人賠償保険は任意保険の中でも特に重要な項目です。それ故に、任意保険に加入する際は、通常、対人賠償保険に必ず入らされることになっています。

関連ページ;自賠責保険しか使わない場合、任意保険の等級は下がる?

自賠責保険には補償限度額が定められており、傷害時が120万円、死亡時が3000万円、重い後遺障害が4000万円、となっています。ところが、大きな事故を起こしてしまった場合、損害賠償額は1億円を超えることもあり、自賠責保険だけではとても支払いきれないのです。賠償金が支払えないと、被害者はもちろんのこと、加害者自身も人生を棒に振ってしまうことに成りかねません。

その点、対人賠償保険の補償額は基本的に無制限となっており、大きな事故を起こしてしまった場合でも全額(自賠責保険で賄いきれなかった分)が補償されるのです。よって万が一の事態を考えれば、対人賠償保険(=任意保険)は、絶対に加入しておくべき保険であると言えるでしょう。しかし実際には、対人賠償保険の加入率は73.1%(2012年3月末時点)に留まっています。

自動車教習所でも習うはずですが、保険とはドライバー本人のためではなく、被害者の為に必要な存在です。交通事故の加害者が、保険未加入で資産も持っていなければ、加害者は自己破産に陥り、被害者はまともな保証が受けれず、両者共に不幸に陥ります。

日本の自動車保険は制度を改め、自賠責保険に無制限の対人賠償保証を付けるべきだと思います。

下りる保険金は、事故の過失割合で決まる

対人賠償保険では加害者の過失割合によって、被害者に支払われる金額が変わります。被害者にもある程度責任があるならば、その分減額されるということです。

関連;交通事故での過失割合の決まり方

例えば、被害者の治療にかかる金額が1000万円で、加害者の過失割合が60%だった場合は、1000万円の60%である600万円が被害者に支払われる総額となります(残りの400万円は被害者の自己負担)。ただ、その内120万円は自賠責保険で支払われますので、対人賠償保険による支払額は480万円ということになります。

なお、対人賠償保険では事故被害者の対象は「他人」に限られています。これは、近親者間で損害賠償を請求するのは適切ではない(保険金詐欺が可能だ)からです。

交通事故の死亡時の賠償金は、被害者の属性によって変わります。高齢者などは安く、扶養家族を持つ世帯主の男性が、最も賠償金額が高いです。

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