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自賠責保険しか使わない場合でも保険の等級は下がる?

民間の自動車保険(任意保険)には、ノンフリート等級制度という指標があります。等級は1〜20までの20段階に分けられており、数字が大きい程、支払う保険料が安くなります。1年間事故を起こさなければ等級は1つ上がりますが、事故を起こしてしまった場合は3等級下がります(事故の内容によって、1等級ダウンや全くダウンしない場合もあります)。

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正確に言うと、等級は事故を起こしてしまった時に下がるのではなく、その損害を保険で支払った場合に下がります。等級の変動は、自動車保険会社がお金を支払ったかどうかで決まるのです。

ノンフリート等級制度は、任意保険の判断基準となるものです。任意保険とは、その名の通り、車所有者が任意で加入する保険のことです。自動車保険には、任意保険の他に、強制的に加入が義務付けられている自賠責保険もあります。自賠責保険は車検料金と共に支払いますので、新車を正規のディーラーで購入した人なら、自動的に自賠責に保険に加入しているはずです。

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この自賠責保険は、人身事故を補償する保険です。自賠責保険の支払限度額は法律で決まっており、傷害は120万円、後遺障害は4000万円、死亡保証は3000万円となっています。

では、人身事故を起こしてしまった際に、強制加入である自賠責保険「だけ」を使った場合、任意保険の等級は下がってしまうのでしょうか?実は、自賠責保険を使っても任意保険の等級は下がりません。前述の通り、等級のダウンは、保険会社の支払いの有無で決まるからです。

厳密に言うと、一時的に等級は下がります。人身事故では、任意保険会社が賠償金の支払いを立て替えし、後に自賠責保険へ請求して回収するという仕組みになっています。

この立て替え時に、一旦等級は下がることになります。ですが、費用が120万円内であれば、全額が自賠責保険で賄われます。つまり、任意保険会社は1円も支払ったことにはならないため、一時的に下がっていた等級も元に戻るのです。

結論;自賠責保険だけの利用なら、等級は下がらない。事故の賠償金が120万円以下なら、任意保険を使うと損をする(任意保険を使うと等級が下がって、支払う保険料が大幅に増えてしまうから)。

ただし、自賠責保険は人身事故についての補償であり、物損事故などには適用されません。物損事故の場合は、任意保険(対物賠償保険)を使用するか、保険を使わずに自腹で支払うしかありません。

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